ネガティブな感情を教えてくれること

こんにちは。心理カウンセラーの清田直芳です。

少し日にちが空きましたが、3月17日(日)に行った、第6回心理学ライブ「自分をとてもとても大切にする生き方」でお話した内容について、こちらのブログでも書かせていただきたいと思います。

まず、取り上げたテーマは「感情」についてです。

感情には大きく分けるとポジティブなものと、ネガティブなものがあります。このどちらの感情もとても大切なのですが、どちらかと言うとネガティブな感情は大切にされていないように感じます。

ネガティブな感情が教えてくれるものは何なのでしょうか?

1.ネガティブな感情も大切に

ネガティブな感情について検索してみると、「不安」「緊張」「罪悪感」「後悔」「憂鬱」「嫉妬」「悲しみ」などなど、色々と出てきます。

繰り返しになりますが、これらのネガティブな感情は生きていくために必要だから起こるものです。もちろん、そのネガティブな感情が目的を達成するためのブレーキとなっている場合もありますが、それも必要だと心が感じたから起こっているんですね。

自分を車だと思った時、ブレーキをとってしまおうとは思いませんよね。安全のために必要だからブレーキがあります。

1)ネガティブな感情が危険を伝えてくれる

例えば、恐怖心で前に進めないことがあるとします。この恐怖心は本能的に、もしくは過去の体験から、「危ないよー」と伝えてくれています。

しかし、そのメッセージを「怖くない、怖くない」と無視してしまえば、「いや

、危ないってー!」ともっと、強くメッセージを送ろうとするのは当たり前ですよね。

ですので、そのメッセージをまずはちゃんと受け止めることが必要です。そして、そのメッセージを受け止めた上でどうするかを考えてみてはどうでしょうか。

「何か嫌な予感がする」って感じる時ってありますよね? それも、頭で考えても分からないけれど、無意識では分かっている嫌なものを捉えているのでしょう。それが杞憂になる可能性もありますが、「あの時の嫌な感じはこういうことだったんだ」と後で合点がいくという体験は、誰もが一度はあるのではないかと思います。

きちんと感情を受け止めた上で、それが不合理な感情であったり、それでも前に進まなければいけなかったりする場合は、初めてその感情を癒すことが必要になるのだと思います。

まずは、ネガティブに感じるような感情も、感謝をしてしっかりと受け取る。それが、自分を大切にすることでもあると思います。

2)ネガティブな感情が大切なものを教えてくれる

ネガティブな体験がきっかけで、本当に大切なものに気づいたという人は大勢います。本当に大切なものを教えてくれることは、ネガティブな感情のとても大きなプレゼントだと思います。

みなさんが、人生で最も緊張した出来事は何でしょうか?きっとその出来事は、みなさんの最も大切な価値観と結びついているはずです。

私が緊張した場面で思い出されるのは、お笑い芸人を目指していた頃に通っていた、養成所の卒業ライブです。

「そのライブで結果が出なかったら、芸人の夢は諦めよう」と決意をして望んだライブでしたから、その緊張はすごいものがありました。結果的に、その緊張に完全に押しつぶされる形になりましたが、それだけ緊張したのはお笑い芸人になるという夢が大きかったからだと思います。

反対にあまり緊張しないのは、それが大切でないからという可能性もあります。若手のお笑い芸人さんにとって、「すべらない話」は憧れの番組だと思いますが、以前、中居正広さんが出演されていました。

中居さんはそのすべらない話で見事にMVS(MVPみたいなもの)を取られていましたが、中居さんを見た若手芸人さんが、
「すべらない話でも緊張せずに話をしていて、やっぱり中居さんはスターだ」
というような話をされていました。

この時思ったのが、中居さんにとってのすべらない話と、若手芸人にとってのすべらない話は全く意味が違うということです。

中居さんはお笑い芸人ではありませんし、売れていますから仮にすべってしまっても人生が大きく左右されることはありません。むしろすべってもネタにできるかもしれませんよね。もちろん、リスペクトする気持ちはあると思いますが、「このすべらない話をきっかけに売れたい!」と思っている若手芸人さんとは、番組に対する思いは全く違うでしょう。番組に対する憧れの気持ちも、おそらくずっと少ないはずです。

緊張の他にも、悲しみ、嫉妬、後悔なども同じことが言えると思います。ぜひ、自分の本当の気持ちを知るためにも、ネガティブな感情は大切にしていただければと思います。

2.悲しみが教えてくれること

このテーマで話しをさせていただくにあたって、自分の考えを整理しようと思って、「悲しみ」について文章を書いていました。

ブログなど文章を書いている方は分かってくださるかと思うんですけど、文章を書いているうちに段々とポエムっぽくなることってありませんか? 僕は良くあります。

書きながら少しジーンときたので、講座でもそれっぽい雰囲気で読ませていただきました。こちらでも、紹介させていただきますね。

悲しみが教えてくれること

悲しみというネガティブな感情を積極的に歓迎する人はあまり多くはないと思います。

しかし、人生において悲しみを経験したことのない人はおそらく存在しないでしょう。

全ての人が悲しみを経験するのは、それが人間にとって必要だからです。

悲しみがないと人はついつい傲慢になってしまいます。

悲しみが自分の行いを振り返り、変化するキッカケを与えてくれます。

どうでも良いことであれば、人は悲しくはなりません。

悲しいのはそれが大切だから。

失いたくなかったから。

悲しみは本当に大切なものを教えてくれます。

最も悲しいことの一つは死ぬことでしょう。

身近な人が亡くなった時、失って初めてどれだけ大きな存在だったかが分かります。

いつもそこにいるから、当たり前だと思っていたもの。

それが、実は当たり前では無かったのだと気付かせてくれます。

悲しみは、今あるものに感謝することを教えてくれます。

悲しみがあまりに辛いと、悲しみに蓋をしてしまいたくなります。

しかし、悲しみに蓋をすることは、大切な人との素晴らしい思い出にも蓋をすることです。

悲しみをしっかりと受け止めてあげてください。

悲しみを受け止めることで、悲しみは離れていきます。

大切な人との思い出を悲しい思い出としてしまうのではなく、素晴らしい思い出として残すことを、きっと大切な人も望んでいるのではないでしょうか。

悲しみは、人生にとってとてもとても大切な生き方を教えてくれます。

いかがでしたでしょうか? こうして見ると、己に酔っている感がありますね。今回はネガティブな感情を中心に書かせていただきました。次回は、私の過去の失敗を中心に「自分へのダメ出し」について書いてみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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2 thoughts on “ネガティブな感情を教えてくれること

  1. マインドフルフル

    大切なものほど緊張してパフォーマンス下がるのは残念です。
    大切なものほど高いパフォーマンスを発揮したいですよね。

    返信
    1. キヨタ 投稿作成者

      緊張し過ぎたらもちろんパフォーマンスが下がりますし、緊張を全くしないのもパフォーマンスが下がってしまいますよね。
      丁度良い塩梅になるのが重要なのだと思います。
      その為には、マインドフルネスのように、自分を観察したりといった心の取り扱い方を知ることが大事になるのではないでしょうか。
      目的に向けてコツコツと努力をしたり、チャレンジをして自分の幅を広げていったりっていうことも、高いパフォーマンスを発揮するのに大切ですよね。

      返信

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