生まれつきの性格を知ることの大切さ

こんにちは。心理カウンセラーの清田直芳です。

今日は第7回心理学ライブでお話させていただいた内容の前半部分、「性格」について書かせていただきたいと思います。

【第7回心理学ライブ】まず自分を知ることが、幸せへ続く第一歩になるんだと思う

パーソナリティー心理学の分野では、性格の50%は遺伝で決まっていると言われています。

ちなみに、この性格の遺伝は人間以外の動物でも起こっています。心理学ライブでは、グッピーの話を紹介させていただきました。

個人的にも、とても興味深い話だと感じたので書かせていただきますね。

1.グッピーの性格の遺伝

観賞用の熱帯魚としても人気のあるグッピーですが、このグッピーを川の上流と下流からそれぞれ捕まえてきます。

そして、真ん中に透明の仕切りがある水槽の片側に、その捕まえてきたグッピーたちを入れ、もう一方にはパンプキンシードという魚を入れます。このパンプキンシードはグッピーの天敵で、一緒にしたら食べられちゃうような魚です。

仕切りがあるのでグッピーたちは食べられはしませんが、透明なのでパンプキンシードは丸見えです。グッピーたちからしたら緊張感のある状況ですよね。

そのような水槽の中で、グッピーたちがどのような反応をするかですが、個体によってそれぞれ違う反応をするんですね。

「うわっ、パンプキンシードいるじゃん! 超、怖ーよ!」と隅っこでじっとするグッピーもいれば、

「パンプキンシードがなんぼのもんじゃい!」と透明の仕切りの近くに行くようなグッピーもいます。

前者を警戒心の高いグッピー、後者を警戒心の低いグッピー、そして中程度の警戒心のグッピーと3種類に分けて、ここから恐ろしい実験をスタートさせます。

パンプキンシードのいる、全く仕切りのない水槽にグッピーたちを入れちゃうんですね。

「ぎゃーーーーーー!!!」

グッピーたちの悲鳴が聞こえてきそうな実験ですが、この実験の結果どうなったでしょうか?

その後、数時間経っても生き残る数が多いのは、やはり警戒心の高いグッピーたちでした。警戒心の高いグループ、中程度のグループ、低いグループと、警戒心が高い方が生き残る上では有利に働くという事が分かりました。

さて、この警戒心の差ですが、これは住んでいる場所によって違いがありました。上流では川幅が狭く、グッピーの天敵となる大型の魚があまりいませんから、警戒心が高くなくても生き残ることができます。しかし、下流に行けば大型の魚がいますから、警戒心が高く用心するようなグッピーの方が生き残りやすくなります。

上流には警戒心の低いグッピーが、下流には警戒心の高いグッピーが、それぞれ多く生息していることになります。そして、この実験の次の段階では、このグッピーたちに子供を産ませます。

すると、しっかりと性格が遺伝し、警戒心の低いグッピーからは警戒心の低いグッピーが多く産まれ、警戒心の高いグッピーからは警戒心の高いグッピーが多く産まれたそうです。

このように、グッピーでも性格はしっかりと遺伝するんですね。生物にとって種の存続、繁栄こそが最も重要なことでしょうから、今まで生き残ってこれた性格を遺伝させた方が、当然有利になりますよね。

グッピーと同じく、私たち人間でも住んでいる地域によって性格の傾向が違ってきます。少し紹介させていただくと、日本人は不安遺伝子というものが多く、心配性な人が多いと言われています。

日本は台風や地震など気候変動が激しい国ですから、きっと心配性な人の方が生き残りやすかったんでしょうね。

皆さんが今ここに存在できているのは、もしかしたら自分が嫌だと思っている、一見するとネガティブ見えるような性格のおかげなのかもしれません。

2.自分の性格を知ってホッとした話

今回の心理学ライブの前半では、「ビッグファイブ」という心理テストしてもらいました。このビッグファイブでは、「外向性」「誠実性」「神経質傾向」「協調性」「開放性」の5つの特性で見ていきます。

私の性格ですが、生まれ持った性格で言うと「外向性」はそれほど高くはなく、やや内向的な性格です。

外向的な性格の人の場合、報酬によるモチベーションが高いという特徴があります。反対に内向的な性格の人は、報酬よりも苦痛を避ける方がモチベーションが湧いてきます。

まだ、性格の特性について知らなかった当時の私は、この「苦痛を避けるために頑張る」という自分の性格を良く思っていませんでした。

その理由として、自分が尊敬するような人の言葉や、巷で言われているような成功法則に当てはまっていなかったからです。(あくまで、当時の私が見聞きした範囲の知識です)

しかし、過去を振り返って見ても、自分が成長をしたと思った時は、辛い状況から何とか脱却しようとして頑張った結果ということが数多くありました。

その結果、「自分のやり方は間違っているんじゃないだろうか?」と自分の性格や、過去の出来事に対してネガティブな思いを持ってしまっていました。

そのような時、このパーソナリティー心理学の本を読み、内向的な性格の人の特徴を知ることで、「ああ、自分の性格は生まれつきのもので、間違っていなかったんだ」とホッとした気持ちになったのを覚えています。

その他にも、内向的な性格の人は、人と会いすぎるとパフォーマンスが低下してしまうという特徴があります。

以前の私は、そのようなことを知りませんから、毎日誰かしらと会うという生活を続けている内、「何だか頭がボーッとするなあ」と理由は分からないけど、調子が悪いという状態に陥っていました。今は意識的に一人の時間を作り、自分の心の回復を行なっています。

このように、自分の性格を知ることで、自分のことを受け入れ、目的達成のために望ましいアプローチを取ることができるようになります。

ぜひ、皆さんも自分の性格の特徴を知り、普段の生活に生かしていただければと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーーーーーー
value creation room
<住所>
東京都中央区日本橋1-2-10 東洋ビル5階 535号室
日本橋セントラル オープンオフィス内
<web>http://vc-room.jp/
福利厚生で最大無料になる女性専門カウンセリングルーム
<mail>info@vc-room.jp

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です